引き続き、夏の記憶を振り返りますが、ハワイに来て初めての台風にはだいぶ惑わされました。ふだんどっしり構えている系統の知人でも、口をそろえてやれ「水は買ったか」とか、やれ「停電の対策だけはしたほうがいいですよ」とか連絡をくれるほど。どうやら、ハワイの台風は大変らしい。しかも25年ぶりくらいに、大きな勢力を保ったまま、ハワイ諸島に直撃するコースを辿っている！と毎日ニュースやSNSで知ることに。そうなんだな〜と思ってスーパーに行ってみると水が売り切れ！みんなそんなに台風来ること知っていたのか、となんだかぼーっとしてしまったくらいでした。缶詰などの保存食、サラダなどのすぐ食べられるものも軒並み品薄になっており。キッチンがIHの我が家では、停電したら缶詰も温められないし、どうしたものか。カセットコンロだって売り切れている。そして、「停電　対策」とか検索してしまうくらい、わたしは停電を対策する知識を持ち合わせておらず。もちろん15分や30分の停電は経験したことがありますが、「一度停電すると半日くらい復旧しない」と島の人が真顔でいうものだから、怖気づきました。懐中電灯を買おうと思ったときには、再びの売り切れっ。開き直って、ビールとお菓子をたくさん買い、トイレ対策にバスタブにお水を張って、台風が来るのを待つことに。

そして当日。肩透かしなくらい、影響は出なかったのです。よかった・・・！ハワイ島の一部は被害も出ていましたし、無害というわけではなかったのですが、あの焦らされ方と肩透かし感！夕焼けは台風効果でキレイでしたが。そして翌週に大雨が降り、台風よりよほど風が吹いてあたりが暗くなったことは、「ハワイの台風とは」と考えるきっかけになりました。今年はどんな台風が来るのかしら。