18_ Do It Yourself精神

中学生の頃、一瞬だけ行ったメインランドでのホームステイ先で、お父さんがDIYしていたのを覚えています。以降、アメリカのお父さんはDIYするものというイメージがあったのですが、やはりハワイでも巨大なハードウエアストア(ホームセンター)がいくつかあり、出かけてみると、家一軒分建てられるほどの充実の建材、パーツ、道具などなどが、所狭しと・・・ではなく、ものすごく膨大なスペースで売られています。

ハワイに住むからにはDIYをやってみなくてはと、ラナイ用のベンチや窓際のカウンターを手作りしたり(わたしはいずれもペンキ塗りを手伝っただけですが)、家の壁にペンキを塗ってみたりと、家のものをそろえたり、整える際に、少しずつDIYをしています。このベンチで飲むコーヒーやビールのおいしさといったら!そしてDIY後にはなんだか、アメリカに住んでいる感じがする!という気分になるから不思議なもの。あの時のお父さんは元気かなぁ。こちらの人に話を聞くと、以前も書いたクレイグスリストで家具を安く買ってペンキを塗ったり修理したりして使う人も多いですし、リサイクルショップやアウトレット、廃材屋さんも人気。リサイクルというと再利用ですが、アップサイクルという、元にあったものを、見た目もよく作り直すことを指す言葉があるほどです。家具屋さんが少ないことでも知られるハワイでは、Do It Yourself精神で、工夫して作る、長く使うということが定番。家具だけでなくて、家のこと全般において、業者さんを呼ぶ前に、どうしたら自分でできるかな?と考えることは、生活の基本になっている気がします。

 

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