35_ハワイの物流は死んでません

以前書いたことがあるのですが、ハワイでは台風が来るとわかるとパニック・バイイング(買い占め)行動が起こります。それは、悪天候で物流などのライフラインが止まることを警戒してのこと。まだコロナについてハワイでは騒がれていない頃、外出禁止になる1か月ほど前に2週間程度の食糧や薬を備蓄するようにという州知事の会見が開かれました。そしてその翌日、コストコからトイレットペーパーが消え、各地のスーパーで、パスタやお米、缶詰など長期保存のきく食材の棚が瞬く間に空になるという自体に。
その空になってしまった棚の印象が強いのですが、でも、ハワイの物流は死んでおりません。そのことをハワイの物流王手会社が発表してくれた時の安心感たるや。実際、高台にある我が家からは、大きなコンテナ船が入港して行く様子を見ることができます。天候は普段通りなわけですから当然ではあるのですが、島に暮らしていると、なんだか怖いものです。
なので、朝になればスーパーには野菜やお肉が並びます。紙類はずいぶん欠品していますが、少しづつ戻ってきているようす。この朝の時間をシニアのためにオープンするクプナ・アワーを設けているスーパーもあります。一番整った状態のお店を、健康状態に一番気をつける必要がある人に開放する、もちろん、誰も反対なんてしません。この時間が設けられたのは外出禁止になった直後のことだと記憶していますが、そういった対応がすぐ取られることに、嬉しくなりました。
外出禁止になっているというと「大丈夫??」と心配していただくのですが、案外ハワイ住民は、粛々と自宅待機生活をしているところです。

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