41_クレジットヒストリーのその後

以前、移住直後に家探しをした話でちょっと触れたクレジットヒストリー。これはなかなかマニアックな話なのですが、アメリカに住む上で1ミリも避けて通れない話なので改めて書いてみます(ぜひ06も読んでいただけたら⇒「06_家を借りられた理由」)。実際にわたしはクレジットヒストリーとその信用度を表すスコアがないことで、結構困ってきました。
移住後、アメリカで「信用のならない人物」になってしまったわたし達。家は日本人の培った信用でなんとか借りることができ、車×2台は現金で一括払い、でもクレジットカードは審査に通るはずもなく。審査に落ちましたという手紙をある会社から受け取ったあと途方に暮れ、この問題を放置してしまいました。

1年ほど経ったころに心機一転、セキュアカードといって、自分でデポジット(保証金)を入れて、自分が入れたデポジットの範囲でだけ使えるクレジットカードに似たものを作ることに。たった$500の利用限度で作り、ガソリン代をセキュアカードで支払っては翌月返す、コーヒー代を支払っては翌月返すという、とにかく支払ったヒストリーを残すことを続けたんです。

半年から1年くらいでヒストリーが貯まると言われていますが、実際にスコアを表示できるサイトで自分の上がった数字を見て安心しました。どこから情報がもれるのか、今ではクレジットカードを作らないか?というDMがいろいろな会社から届きます。車の購入も引っ越しも、自身のクレジットスコアで問題なくできるようになったのは移住3年目になってからのこと。これから移住をする方は、引っ越したらすぐにセキュアカードを作ることをおすすめします。

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