強気の午前中営業でも毎日完売!
大人気フライドサイミン
おそらく日系人が生み出したと言われるハワイ特有の麺「サイミン」。誰に聞いてもルーツが歯切れよく返答されないところがハワイらしい。元はサトウキビ工場があったワイパフの町は移民が多く、「サトーズ・サイミン」も日系の佐藤さんが息子夫婦、孫たちと3代で切り盛りしている。
朝の開店とともに、お客さんがおしかけ惣菜が右から左へと売れ、その場でサイミンをすする人、テイクアウトのお客さんがひっきりなし。特に人気のフライドサイミンは、いったい何人で食べるんだ!という量を大きなバットで買っていく人も多く、「買ってやったぜ!」的な晴れがましさで意気揚々と去っていく。サイミンはえびだしがベースであっさりのスープ麺。フライドサイミンはいわゆる焼きそば。醤油と塩に甘みが追加されて出汁の風味もある、具なんてほとんど入っていないんだけど、それがまたシンプルでいい。そしてなんとも後をひく味なのだ。で後をひくのがタイムリリースでやってくるほどで、完食して数時間後にまた食べたくなっちゃう。あーやっぱりもっと買っておけばよかったなあーと大人買いしていったローカル客の後ろ姿を思い出しちゃうんだよね〜。