ハワイアン ブレッシング

念願のマイホームに越してもうすぐ1年。築70年の小さな平屋は改装しなければ到底住める状況ではなかったとはいえ、ハワイの建築事情がめちゃめちゃ遅いとはいえ、我が身ののんびり加減がいちばんの理由でしょう。新しい年を迎え、ようやくブレッシングを終えることができた。カフ・ラヘラには1年以上前から「頼むからね、頼むからね」と言っていた頼むからね詐欺。この日を迎えるまでは「やばいよやばいよ」状態。もーほっとした〜。ハワイでは日本と同様、家や店を新築したり、新規に入居したりする際に必ずブレッシングというお祓いのような地鎮祭のような儀式を行う。カフナと呼ばれるハワイの伝統を継承するいわば祈祷師の役目の方にきてもらって家を浄めてもらうその日は朝から雨がぱらぱらと降り虹が何度もかかった。ハワイでは雨が降ることもブレッシングといって、自然の恵みと考えるのでいいスタートかな。1年も遅れてしまったけれど、カフ・ラヘラは、あなたのタイミングこそが佳き日になるのよ、と型に縛られないありがたいお言葉を残してくださった。スピリチュアルなほうではないけれど、感謝と節目は大切にしていきたい。

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