スターシェフが作る
ハワイの食堂ニューオープン
プレートランチと並ぶローカルのソウルフードは、サイミンスタンドで食べるサイミンとハンバーガー。気軽さと美味しさが一体となったさくっと食べるランチの尊さは日本の蕎麦やラーメンと通じるかもしれない。
ハワイ随一の人気シェフ・クリス・カジオカとマーク・ノグチがタグを組み、幼少期から愛してやまないソウルフード店を作りたいと「Papa Kurt’s」をオープンした。立地もローカルなモイリイリ、店構えはプランテーショングリーンに、店内はさっぱりとカウンターがぐるりと取り囲むスタイル。現在はテイクアウトオンリーなので、バーガーとピピカウラを注文。ローカルバーガーはLove’sのバンズがお約束だが、ここではLa Tourのバンズを採用し、ハワイアンビーフを浅くひいたパティを挟む。ごろごろとした肉感が残り、その合間から出てくる肉汁を受けるべくかわいい茶紙に入れてある。ローカルバーガーはちょいと崩れる感じで食べるんだけど、ここのは骨太でがっちり、ジャンクなクリンクルフライとの相性がお見事!クリスが大好物というヘレナズのピピカウラにリスペクトを残しつつ、カルビよりに仕上げたパパカーツのそれもまた旨し。イートインがオープンしたらサイミンをすすりたい!ああー楽しみ!