環境について書いてきたこの頃のダイアリーですが、もうひとつ、ハワイで根付くリサイクルについて紹介させてください。
オアフ島各地にあるリサイクルセンターのことです。観光客として来ていた頃、ハワイでは缶やビンまでなんでも同じゴミ箱に捨てることができて、驚いたことを覚えています。今はもう少し街中のゴミ箱も分別できるようになっていますが、基本、ほとんどのものを燃えるゴミとして扱ってしまえるようです。
家庭からのゴミ回収は現在、燃えるゴミ、リサイクル可能なゴミ、草木などのグリーンのゴミと分別します。リサイクル可能なゴミに缶やペットボトルも入れられるのですが、さらに分別して、街中にあるリサイクルセンターに持っていくと、購入する際にチャージされていた5セントが返ってくる仕組みがあります。購入する際に支払っていることはレシートをしっかり見ないと気づかないのですが、チリツモでなかなかの金額を負担しているはず。最後のレシートの写真につけた赤丸の部分にチャージされた額が書いてあります。1缶当たり5セントチャージされているので、このお買い物の場合は60セント。缶にもその表示がありますよ。
そんなわけで、やっぱりちゃんと分別しようと思い立ち、ゴミ袋3袋分を溜めリサイクルセンターに持って行ったら、約15ドルが返って来ました。プレートランチが一つ買えちゃうお値段。引っ越してきてから今まで、ずっとゴミとして捨ていたので、いったいいくら分捨てたのだろう!?と考えてしまいました。
このリサイクルセンターは住民でなくても、誰でも利用できます。ハワイ旅行中、ペットボトルの飲み物やビールの缶などをたくさん消費した場合、ホテルでそのまま回収してもらうのではなくて、ドライブのついでに寄ってみてください。入口にあるゴミ箱に缶や瓶を入れて係りの人に渡すだけで、チャリーンってお金を戻してくれますので。旅行客として訪れた時にも、ハワイの環境のためにできることがあります。