この日記を書いているのは2020年3月24日。コロナウイルス感染防止のため、オアフ島に外出禁止令が出されてから2日目です。こんな日記を移住ダイアリーで書く日がくるとは、つい2週間前まで想像できていませんでした。各所でいわれているように「対岸の火事」のごとく、ハワイはあたたかいし、風通しもいいし、感染しないでしょ！とタカを括っていたのに。つい1週間前に、30日間の渡航自粛と飲食店のテイクアウトとドライブスルー営業が要請されてから、数日後にはハワイへの帰国者・渡航者に14日間の自主隔離を要請、そして先日、オアフ島に23日16:30からの緊急の用事を除いての外出禁止令（自宅待機・在宅勤務を求める命令）が出されたところです。その他の島も、25日から外出禁止となります。スーパーなどでの買い物や運動、ペットの散歩などでの外出は認められており、また運動の一環として、海も人との距離を6フィート（1.8m）保てば入ってOKとなっています。移動の制限をするこの法令は今のところ、4月いっぱい続く予定です。

この法令の決定と共に、ショッピングセンターやホテルの閉館のお知らせも届きました。特にホテルの閉館にはかなりの驚きがあります。元旦などを含めふだんなら1日も休まないホテルが、1か月以上も閉館する。

そもそも、特にワイキキではショッピングセンターもホテルも、閉められる入り口がどこにあるのか不明な建物が多いと思いませんか？それくらい、1日を通して、1年を通じて開いている。毎日休まずにゲストを受け入れては送り出してきたのが、ワイキキであり、ハワイという場所だと思います。そんなハワイが休暇に入る。昨日、所用のため訪れた外出禁止になる直前のワイキキはとても静かで、海はやたらと青く美しかったです。
感染者がまだ少ないうちからこの対策をとったことで、できる限りの感染が防がれ、早く日常が戻るよう願わずにはいられません。当たり前のように1日中、1年中観光客を迎え入れる、おっきなキャパシティを持ったハワイに戻るまで、日本の皆さんにも見守っていただけたらと思います。