06-家を借りられた理由

仮住まいとして用意したコンドミニアムの契約期間、2週間の間に家を探すぞーと決心し、クレイグスリストで気になる物件に問い合わせを開始。カタコトの英語で電話したりテキストを送ったり、慣れないことですが、もうやるっきゃない。
家を借りるにあたって重視されるのは「クレジットヒストリー」というもの。要はクレジットカードの利用と返済履歴をもとにクレジット(信用)スコアというものがつけられます。ハワイというかアメリカでは、何をするにもこのスコアが付いて回ることになります。このクレジットヒストリーがないと、お家を借りられないし、車のローンだって組めません。そして、そのクレジットヒストリーがないとクレジットカードが作れないという矛盾炸裂な仕組みになっていて。信用がないからクレジットカードが作れない。ずいぶんいい年齢にもなって、そんなバカな。「え?」と何度も思ったけれど、そこは郷に入れば郷に従え。そんなわけでクレジットヒストリーを持たず、日本からやってきたばかりの信用のない私たちが家を借りられたのだから、奇跡。ただそれは、日本人が今までハワイの地に残したクレジットが私たちを後押ししたのだと思います。日本人はきっちり期日通りに家賃を払い、家をキレイに使う、うるさくしない、クレームも少ない。そんな日本人としての信用があってこその、賃貸生活のスタートでした。

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